カードショップ開業前準備⑤初期在庫
初期在庫はお店を始める際、とても重要なものです。
おはようございます。水落です。
初期在庫が少なすぎるとオープン後の売上が出ず、
売上が無いから買取も仕入れも消極的になってしまいます。
1日に1万円しか売上が出なかったら、買取が怖くなります。
売上の現金が残らなければ、どんどん運転資金が減っていくわけです。
買取したら家賃や人件費が払えない。
買取を止めたら売上は伸びない。
さらに売上が減って現金は減っていきます。
これがとても怖い不のスパイラルです。
こうならないためには、最初の初期在庫を十分に持って、
毎日の売上が出るようにして、売上の中で買取が賄えるように
十分な在庫を持つことです。
しかし、いつオープンするかはっきりしない中で、
初期在庫を集めるのも危険な感じがします。
例えば新作の高いところをいっぱい買い集めても、
3年したら再販されて100円ぐらいになっているかもしれません。
集めるのはそこではなく、古いシリーズや安価なノーマルレアを
安い価格で買えるときにちょっとずつ集めると良いでしょう。
例えば遊戯王の1期~3期は探しているお客様も結構いるので集めておいても良いでしょう。
デュエマも古いやつは貴重で探しているコレクターの方もいます。
ポケモンカードも綺麗な旧裏カードを探している方も多いです。
コレクターアイテムの初期のカードは売れにくいですが、
コレクターを集める集客材料にもなります。
オープン前やオープン後に急いで集めようとすると結構な金額になります。
ヤフオクなどで安い出品があれば抑えておくといいでしょう。
時間が経ってプレミア化するものがあるので、コミケに行って抑えておくのもいいでしょう。
これら将来初期在庫として商品化出来る物は、買ったときの領収書を
ノートに貼るなりして保管しておきましょう。
在庫金額が明確に分かれば、融資の際に自己資金として申告できます。
現金の自己資金が300万円、在庫金額が200万あれば
自己資金は500万円になり、自己資金の半分が融資とされても
250万円の融資が可能です。
在庫金額計算できない状態だと、最悪、現金分の半分150万円の
融資になってしまう場合もあります。
在庫管理がしっかり出来ているという評価にも繋がります。