⑥売上構成比と相乗積

 

売上を伸ばすためには、弱いところを一生懸命伸ばす事よりも

 

強いところを伸ばす方が結果が出やすいです。

 

おはようございます。水落です。

 

お客様が少ない部門を伸ばそうと思ったら、

 

そもそもお客様を呼ぶところから始めないといけませんが、

 

お店の強いところを伸ばすなら、すでにお客様がいるからです。

 

(但し、これはただ在庫が無い、手を入れていないために

 売上が出ていない。という事も考えられるので、一概には言えません。

 手を入れたら簡単に売上が伸びることもあります。)

 

どこがお店の強いところなのか、

 

どこに力を入れるべきかを判断する材料として使用するのが

 

売上構成比と相乗積です。

 

①売上構成比は全体の売上高に占める各部門の割合です。

 

②相乗積は売上構成比と各部門の粗利率をかけた値

 この値を足していくと全体の粗利率になります。

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例を挙げてみました。

売上構成比を見ると、

1位新品ゲーム、2位中古本、3位中古ゲーム、4位が中古トレカになります。

 

果たして、本当に、これがお店の重要度なのでしょうか。

 

私の考えは違います。

 

お店にとって重要なことは売上ではなく、粗利高です。

 

相乗積は売上構成比に粗利率をかけた数字です。

 

この数字を足していくと全体の粗利率がわかるというものですが、

 

この各部門の数字がお店によっての重要度だと考えています。

 

例では1位が中古本、2位がトレカ、3位が中古ゲーム4位が新品ゲーム

 

と順位が入れ替わります。

 

この順位で力を入れていけば、効率よく粗利高を伸ばしていけます。

 

問題)

・売上構成比は①      に占める各部門の売上の割合。

・相乗積は売上構成比に各部門の②      をかけた数字

 この値を足していくと全体の②      になる。

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 答え

①売上高

②粗利率

③21

④10

⑤8.6

⑥5.0

⑦24.8