社員の多くは前月の売上が言えない
計数の記事を書いていますが、
会社で特別な勉強会をしていない会社であれば、
社員の多くは前月のお店の売上を言えません。
おはようございます。水落です。
店長でも前月のお店の粗利高(売上総利益)は?
と聞いて答えられる人が少なかったりします。
担当の部門ならわかります。という担当者がいます。
その人には「先月の仕入金額がいくらで、今月の仕入金額はいくらになりそうですか?」
と聞いてみてください。殆どの人がわかりません。
それは、その場その場で発注書に数字を書いて発注しているので
今月いくらの仕入が発生しているかを管理している担当者は滅多にいません。
でも、良く考えてみてください。
サイフの中身もわからず、10万、20万の買い物をあなたはしますか?
今月いくら仕入れるのかがわからない担当者に
仕入を任せていて安心できますか?
最低でもいくら仕入れるから、いくらの売上を出さないといけない。
という計画を持ってもらわないと怖くて任せられません。
そういう人は「間違って多く頼んでしまいました。」
なんてミスをします。
売れなくても「今回は商品が悪かった」と商品のせいにします。
それは数字を見る感覚が身についていないからです。
お店の利益を伸ばすには、それ以前に従業員の意識を変える必要があります。