カードショップ開業前準備⑥法人設立
カードショップを開く為に必ず法人を作らなくても開業する事は出来ます。
おはようございます。水落です。
まず、個人事業主と株式会社や合同会社などの法人との違いから説明します。
開業・・・税務署に届けを出すだけ
廃業・・・税務署に届けを出すだけ
会計・・・青色申告(自分で出来る)
経費・・・経費に認められる物が少ない
税金・・・個人事業主の支払う税金は
①所得税
②住民税
③個人事業税
④消費税の4種類になります。
大きなものが所得税です。
所得は売上から経費を引いたもの(利益=所得)を良います。
所得税は所得の金額によって税率が変わります。
赤字の際は納税額は0です。
所得が900万円未満は税率は23%ですが、
所得が900万円を越すと税率は33%になるので
900万円が法人なりの目安となっています。
法人
開業・・・定款の作成、法人登記が必要
書類を作成する手間と費用がかかります。
株式会社は25万くらいの費用がかかる。
合同会社なら8万円くらい。
廃業・・・解散登記4万円くらいの費用がかかる。
会計・・・税理士に依頼する必要がある
税理士の費用は(年間で10万~20万)
経費・・・経費に認められる物が多い
事業税、地方法人特別税、消費税などがあり、
実際は税理士の方がまとめてくれます。
法人には赤字でも支払う均等割があり、
赤字でも年間7万円ぐらいの税金を支払います。
普通の事業であれば軌道に乗るまでは個人事業主として開業して
年間所得が900万円を超えそうになってきたら法人に切り替える。
というケースが多いのですが、
基本、個人のお店とは契約してくれないこと。
法人になって数年の決算をしていないと公認店舗になれない。
というのが非常にネックとなっています。
売上の半分を占める遊戯王で公認大会が出来ないのは
お店にとってダメージなので、法人で始めるのが仕方ない。
という認識です。
最近は審査が甘くなっていると言われていますが
良い担当者に当たって推薦されないと個人の店舗では
難しいと思います。
他のカードゲームは個人事業主でも大丈夫です。
古物も個人事業主と法人では別で取り直しになるのもデメリットです。
個人事業主の赤字の場合は税金がかからない。
開業廃業にお金がかからない。というメリットも十分あるので
開業後の野望と言うか、
軌道に乗ったらどんどんお店を増やして行きたい。と言う人は
追加融資の審査も法人での決算の回数が多いほうが有利ですので
最初から法人の方が良いでしょう。
お店の運営を楽しみたい。多くの店舗を持つのは面倒。
という方は個人事業主の方がかかる経費は少なくて済みます。
じっくり検討して決めましょう。
気になることがあればコメントして下さい。