カードショップのイメージ

融資担当者がカードショップに対して思うイメージは結構な確率で共通しています。

 

このイメージを払拭できるかが融資が通るポイントになります。

 

おはようございます。水落です。

 

融資担当者がもつイメージはどんなものだと思いますか?

これがカードショップの悪いイメージです。

①潰れ易い

②単価が安い

③利益が出ない

 

 

大体、この3つのどれかを融資担当者は持っています。

カードゲームをやったことが無い人はこういうイメージを持っています。

 

①潰れ易い。

 

ええ、そうです。その通りです。

実際、個人でお店を開業した場合、カードショップに限らず

1年以内に30%、2年以内に50%が閉店すると言われていますが

カードショップもこれに漏れず、閉店しやすい業種のひとつです。

 

大きな理由は、初期在庫です。

 

初期在庫が少ないまま開店してしまうと、毎日の売上が出ない。

売上が少ないから買取が強気に出られない。

買取れないからさらに売上は減って在庫も変わり映えしない。

魅力的な在庫が無いからお客様も来ない。

 

という悪循環になります。

 

初期在庫を持っている。買取を行う資金を用意して始める。

という点をアピールしましょう。

逆に、初期在庫がない。資金がないなら止めた方がいいです。

3年我慢して貯金をして融資が通るように準備しましょう。

 

②単価が低い

トレカをやったっことがない人でも、

遊戯王デュエルマスターズは知っています。

1パック150円というのも知っています。

 

「1パック売ってもせいぜい、50円の儲けでしょう。」

と言われます。(50円も儲けられない。とは言えない)

 

利益を出すのはお客様から買取るレアカードです。

1枚数百円~数千円まで高い物も結構あります。

高い物はカードの能力が強かったり、

パックに入っている確率が低いので高価になります。

古いカードでもコレクターがいますので高く売れるものもあります。

 

と単価の高い商品もあることをアピールしましょう。

実際に5,000円くらいのカードを持っていって、

見せてあげると良いでしょう。

 

③利益が出なそう

 

高いカードは買取りも高いので利益率が低くなるのは仕方ありません。

 

カードショップは

高いカードや利益率の低い新品パックで集客して、

利益率の高い安価なカードをいかに多く売るかです。

 

これが実際のカードピッカーでの注文の価格帯別に集計した結果です。

販売枚数の約7割が500円未満

注文金額の5割が500円未満の安価帯カードです。

安価帯の利益率は70%以上なので、

安価帯のカードを多く販売する事で粗利高を上げる事が出来ます。

 

f:id:kmizuochi:20180721003104j:plain

 

融資担当者も2年ぐらいで閉店してしまって、

融資した金額が回収できなくなることに危惧しています。

 

特にカードゲームをしたことがない年配の担当者の方や

女性の担当者の方はカードショップに行ったことがない人も多いです。

 

単価が低い。利益も低そう。と思われるのも仕方ありません。

実際の商品や、実際の店舗のデータを見せることで

少しでも不安を取り除きましょう。